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2011/02/02 (Wed) 俺様王子とおてんば姫の恋物語31

     俺様王子とおてんば姫の恋物語31














王子が私と向き合ってくれないから自分から動こうと思った。

それは深夜。

誰もが寝静まった時私は秘密の庭にいたの。

そう・・・・・・

私はこれから王子の部屋に寝込みを襲うことにしたのよ。

女が男性の部屋に侵入するなんてはしたないかもしれない。

でもそうでもしないと王子はまともに私と向き合ってくれないんだもの。

表には王子の護衛の衛兵が立っているから私は秘密の庭から

王子の部屋に入ろうと思ったのよ。











秘密の庭に夜来たのは初めてで凄く驚いた。

明かりは薄っすらとともっているから少し薄暗く感じた。

けれど、上のステンドグラスから月明かりが注いでいて

中心部にある噴水が幻想的に光っているように見られた。

その美しさに私は思わず感動していた。

なんて美しいのかしら。

いつもは昼間にしか訪れないからこんなに美しいなんて

気がつきもしなかった。

元々この庭自体とても美しくあったけれど

真夜中の美しさはそれ以上だった。

私はしばらくその美しさの虜になっていたの。

でも・・・・・キラッ・・・・・

???????

何かが噴水の頂上で光っているような気がしたの。

なんだろう~?

気のせいかしら?

私はしばらくその噴水の周りを歩いてみたの。

そうしたら歩いた向きによって頂上付近が光ったり光らなかったり

するのに気がついた。

今までその光に全く気がつかなかった。

いつも昼間に来ていたから、太陽の光が強すぎて

その光が隠れていたのかもしれない。

私は濡れるのを覚悟しながら噴水の中に入った。

そしてその光の原因を突き止める。








何?

これは・・・・・・

光の正体は鍵だった。

鍵・・・・・・

でもその鍵の紋章に驚いた。

これって何故?

そう・・・・その紋章はセレウス王国の紋章だったから。

ここはガーラ王国のお城の中。

それも秘密といわれる庭の噴水の中に何故この鍵がここに?

訳が分らなかったけれど私はその鍵を大事に手にとり

一旦濡れたドレスを着替えに部屋へと戻った。









ドレスを着替えてから私はまた秘密の庭に戻っていた。

さあ~王子の部屋に行くわよ。

足音で王子に気がつかれないように慎重に前進していく。

ドキドキドキドキ・・・・・・






やっと王子の部屋へと到達できた。

王子はベットの中にいるだろう。






やっぱり私ってはしたないでしょうね。

女が男性の部屋に隠れて入っているんだから。

王子はどんな反応をするかしら。






私はドンドンベット近くに進んでいく。

そして王子の寝顔を見るべく顔を近づけた。

でも!?

私は王子の寝顔を見ることが叶わなかった。







「誰だ!?」

「!?!?!?」

そう私は王子から剣を喉元に突きつけられていたから。

「キャア~」

「なっ!?」

その時!?




「ジーク殿下!?」

王子の部屋にドアの前にいる衛兵たちがその物音に気が付き

私達に近づいてきた。

けれど王子は近づいた正体が私だと気が付きすぐに衛兵達を

外に追い出した。





「なんでもない。気にするな!?」

「ハッ!?」




衛兵達は王子の命令で部屋から出て行く。






「セーラ、何故お前がこんなところにいるのだ?」

呆れた声で王子が私に声をかける。

それはそうだろう。

女の身でこんな夜遅く王子の部屋にいるのだから。

「それは・・・・・王子が私と向き合ってくれないから。」

王子は少し傷ついた表情を浮かべた。

何よ。

なんで王子が傷つくの?

私だって傷ついているんだから。

こんなはしたない事をするのは王子のせいなんだから!

段々気持ちが高ぶっていく。







「私がこの国に来た理由を言おうと思ったから今私はここにいるの。

私はもうすぐ誰かに嫁がないといけなかった。

でもそれが嫌だったの。

好きでもない人と結婚したくなかった。

だからこの国に来て誰かに恋をしてその人と結婚しよう。

そう思ってこの国にやってきたの。

だから、王子が言うように私はこの国のスパイなんかじゃない。

私は誰かに恋をするためだけにこの国に来たんだから。」

王子はただ黙って私の話を聞いていたの。

けれど王子は信じられないという表情で私を見つめていた。

「セーラは恋するためだけにここに来たのか?

人を愛するためだけに!?それだけのために?」




私はその言葉を聞いて我慢の限界がきていた。

すぐ傍にあるクッションを王子にぶつけてやった!



「何よ!人を愛するのがそんなに悪いことなの?

私は好きな人と結婚したかった。

親に決められた結婚なんて絶対にしたくなかった!

でも私は人に恋したことなんてない。誰かを愛したことなんてない。

そしてそれと同時に私は私を愛してくれる人と結婚がしたい。

思いあったもの同士の結婚がそんなに悪いことなの?

そんな愛もない結婚なんて私は考えられないことだったんだもの。

でもね、私はセレニティア姫という立場で結婚したいわけじゃない。

私をただのなんでもない本音の私を好きでいてくれる人とじゃないと

結婚がしたくなかった。

私の思いは我が侭だってわかってる。

でも、国と結婚するんじゃない、私と結婚をするの!

王子にそれはわかってほしいわ!」







私は今までの鬱憤を吐き出す。

ポロポロと涙があふれ出てくる。

なんだか私ってただのないものネダリで泣いているみたいな気がする。

でもこれが私の本心なんだもの。




その時、フサッと私の頭の上に何かがかぶさる。



まるで私の涙を隠すかのように・・・




「泣くな・・・セーラ。最近お前を悲しませてばかりだな俺は。」

そのまま私は何かを被せられたまま王子に抱きしめられる。

その無骨な優しさが身にしみて余計に涙が止まらない。


しばらく私は涙を流していた。

でも悲しくて泣いていたんじゃない。

王子の優しさが身にしみて中々涙が止まらなかっただけ。








そして私の涙が止まる頃王子は私を見つめて「好きだ。お前だけを愛している。」

そして許して欲しいと言ってくれた。

あんなに王子が怒っていたのに、

どうしていきなり態度を変えたのか分らなかったけれど

王子の気持ちの変化が嬉しくて嬉しくて、

私はそのまま王子に甘えることが出来

そのまま私は王子のベットで夜を過すことになったのよ。













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よかったです。 

レイラ姫さん、おはようございます!

セーラとジーク王子が
また元に戻ってホッとしていますが、
鍵のことが気になりますね・・・
これが原因で何かにつながらないといいですが。

ジーク王子もセーラのことが本当に好きなんでしょうね。
そしてセーラも。

セーラも秘密の庭を通じて、
王子に会いにいこうと、
はしたないと思いながらも
実行にうつすあたりがジーク王子のこと、
本当に好きなんですね。

愛し合う2人がなんとなくうらやましいです。

2011/02/03 04:16 | バニラ [ 編集 ]


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