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2010/07/26 (Mon) 秘恋1

        秘恋1






私達の誕生日がもう数時間でやってくるわ。

ここまでくるのに長い長い時間がかかった。

色々なことが起こった。

けれど二人で乗り越えやっとあたし達の誕生日と

その明くる日に人生で最良の日を迎えることになる。

あたしはこの時まで、とても幸せで幸せで仕方がなかった。

けれどこの日、人生の最良となる日。

人生で一番の悪夢へと変わる瞬間だった・・・・・・・・・・・・























私が彼と出会ったのは10年前。

お互い中学二年のあの時だった!




















私が小学5年のとき、母が病気でなくなり、まだ幼い私は父親と二人で生き

ていくしかなかった。

そんな父は、不器用なりに一生懸命に私に愛情を注いでくれた。

そんな私も、父を支えなければならないと思い、

小さいながらも必死で家事を覚え少しでも父の為に家事を手伝い

二人でも何とか楽しく生きていけるようになっていた。



小さい頃に母を亡くすことはとても悲しいことだったけど

初めて父が隠れて泣いた姿を見て、

自分だけが悲しんではいられないと思った。

この父と二人で幸せに生きることが出来る。

そう思いながら二人で助け合いながらずっと生きてきたの。




でも私が中学に入ったころから、父の影に見える女性の姿に

私は酷く嫌な記憶があった。

ずっと一生懸命に二人で生きてきたのに

私の父を取られるみたいな気分になりあの頃反抗期に

入っていたんだと思う。



そんなある日のことだった。


父に新しいお母さんがほしくないかと尋ねられた。

もちろん断固拒否をしたわ。

ずっとずっと二人で生きてきたのにあたしの場所がなくなってしまう。

優しかった父をその女に取られるだなんて我慢が出来ない!

そんな思いに支配されていた。


なのに驚いたのは、その女性にももう既に男の子が一人いて

お互い連れ子同士だったということ。

それも私と同じ誕生日で

同い年の姉弟が出来るだなんて思いもよらなかった。

私はその話を聞いてすぐに家を飛び出した。

財布と携帯と、ある程度の着替えと服を詰め込んで

そのまま東京の都心へと消えていったの。














私はずっと今まで優等生で反抗期になったとしても必ず家には帰っていた。

それはやっぱり父を本心では悲しませたくないというそんな思いが

あったんだと思う。

でも!どうしても再婚は許せなかった!

だから初めて私は都心へと入って行ったの。


ここに来ればある程度家に帰らなくてもいいから。


でも今まで夜遊びなんてしたことがない私には、

どこに行けばいいのか分からない。

そんな不安に苛まれ、私は結局駅の近くのベンチでボーっと周りを見て

人間観察をしていたの。




その時!

周りが騒がしくなったの。

私と同い年くらいの男の子と、それよりも少し年上くらいの男の子達が、

肩がぶつかったからって

いきなり喧嘩をはじめてしまったの。


その騒ぎに誰も気にすることなく無視を決め込んでいたけど

私は凄くハラハラしてその様子を見ていたの。


私と同じくらいの男の子はまだ私よりも小さくて、どちらかというと

チビとからかわれてもいいくらいの背丈で

やっぱり年上の男の子たちにチビだと馬鹿にされていたの。

私はそのチビの男の子から目が離せなかった。

だって多勢に無勢。

チビの男の子の方がどう見ても弱くて

すぐに殴られてしまうような気がしたんですもの。

でも、そのチビの子はどちらかというと自暴自棄ぎみで

あえて自分を傷つけたいようにみえたの。

彼に何があったんだろうかと凄く意識してしまった。



結局誰も止めなくて喧嘩がはじまり、案の定彼はやられまくりで

まるでその傷を受け入れるかのように清々した表情で

何度も何度も殴られて。。。。。


なのに自分から殴りかかろうともせず一方的だった。


なんで!

何でこんなことをしているの!

自分を傷つけて何がしたいの?

でも何だか彼の気持ちが少し分かったような気がしたの。

私も家を飛び出してしまってどうしたらいいのか分からなくなっていた。

もう家に帰れない。

だったら私なんて居なくなってもいいんじゃないか。

このまま私が帰らない方が父は新しい母親と上手くいくんじゃないか。

そんなことを考えてしまったの。

私も彼のようにどうにでもなれ。

そう思うほどこころが廃れた気がしていたの。

でも!

彼の表情を見て彼は涙は流してはいないけど凄く泣いているんじゃないか?

彼にも何か事情があるんじゃないか?

私がそう思えた瞬間。

「お巡りさん~~~~~~~~~~

ここで喧嘩してますよ~~~~~~~

早く早く~~~~~~~~」


私はお巡りさんに似た制服を着たガードマンの人に願いして

彼を助け出したの。

その間、

年上の子達は遠めに見たガードマンの人たちを本物のお巡りさんと間違えて

あっという間に消えていったの。

あたしはそのガードマンの人に御礼をして

やっとチビの子と対峙することになったの。









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面白いです! 

レイラ姫さん、おはようございます!
お話続きさっそく読みにきました。
面白いですね!
最初は普通に読んでいたのですが、
いい感じだと思います。
その男の子ってあれかな・・・?
と思いながらも、
ストーリーがちゃんとなっていて
面白い。
明日続き読みにくるのが楽しみです~♪

レイラ姫さんは想像力もあるのですね!
いつものブログのレイラ姫さんからは
想像つかなかったです。
いい場所ですね☻

2010/08/14 07:50 | バニラ [ 編集 ]


 

バニラさんありがとうございます。そういってもらえて凄く嬉しいですvvv文章能力がないので話を思い浮かべてもなかなか上手く表現できなくて、いつも精進しなくちゃ~そう思いながら未だにへたくそな私です。
でも友人に見せると面白いよといわれ調子に乗って書いてます。読んでくれる方がいると書いていても楽しいので凄くありがたいです。
仕事も忙しいので毎日更新は出来ないけど頑張って書いていきたいです^^

2010/08/14 20:12 | レイラ姫 [ 編集 ]


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Author:レイラ姫
初めまして!レイラ姫です☆
職業=腐女子
年齢不詳
涙腺が弱く感動しては泣いてます^^;
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趣味=自分磨き
更新は毎日を目指すけど自分のペースで!

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