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2010/10/07 (Thu) 俺様王子とおてんば姫の恋物語2

      俺様王子とおてんば姫の恋物語2














「ああ~好きな人と結婚がしたいなあ~」


私は思わずポロリと本音を漏らした。


「姫様、毎日毎日よく同じことが言えますね。」


「だって本当のことだもの。」


「だったら姫様、好きな人っていらっしゃるのですか?


いいえ、今まで好きになった方は見えますか?」


ドキッ!


私に質問を投げかけているのが私の乳母の娘であるサラ。


身分は農民の子供で本来なら私とこんな風に言葉をかわすことが


出来ないけれど、私付の使用人としてたえず私の後ろで仕えてくれる。


それがサラだった。


もし誰かがいたらお互いこんな会話は出来ない。


サラが私に気さくに話すなんてもし他の人間に知られたら罰を受けるのは


サラだったから。


でも、私は他の使用人と同じ扱いはしたくなかった。


私にとっては何でも話せる気さくな友人だと思っていたから。


少し融通が利かない子だけど同じ年で何でも相談できるサラが


私はとても好きだったの。


だから二人きりになると極力気楽に話してもらうように


してもらっているのよ。


でもいつも冷静なサラは辛辣な質問を私に投げかけた。






好きな人・・・・・






私は異性を好きになったことがなかった。


兄様が好き!


そういったらサラは馬鹿にするかな?









でも周りに異性がいないのも事実。


お城から一度も出たことがない私に好きな相手が出来るわけがなかった。


異性と接触することが出来ない質問に私はとても困ってしまったの。


そして、あの人!








私は唯一異性と接触した人?を例に挙げた!









「えっと~~あの人よ!この前闘技場で優勝した人!」


毎年騎士が特訓の成果に闘技場で一番強い人を選出する大会があった。


その大会の優勝者がかっこいいと評判が高かった。


私もその大会をずっと見ていて私も強くなりたいと思った記憶があった。


その優勝者なら皆がかっこいいと噂していたからあげてもおかしくないはず。


けれど、私が嘘を言っていることをサラが気が付かないはずはない。






「姫様、その優勝者の方のお名前は?」


「えっ!?」


興味がなかったから名前まではしらなかった。


私はいつも好きな人と結婚がしたい。


いつもそういいながら一度も人を好きになったことがなかったから。


好き?愛?恋?


その意味が全然分らなかった。


けれど親に決められた結婚は絶対にしたくなかったから。


だからいつもそういっていたけどまさか、サラにそれを


突っ込まれるとは思わず質問を返すのがやっとだった。






「姫様、どうせその優勝者の名前を知らないのでしょう?


どうせ、誰でも良いから考えた挙句、この前使用人がこの優勝者の


ことを話していたからその人を上げただけでしょう?」




さすが冷静なサラだわ。


私のことをよく知っている。




「だってそんなこといっても好きになった人がいないんだもの。


仕方がないでしょう?」




「だったら父上様に決められた相手とご結婚なされたらどうですか?


それが一番姫様のためになるとは思いますけど」


「嫌よ!見たこともない相手なのよ!一体誰なのか知らない。


顔も性格も知らない相手と結婚して子を身ごもらなければいけないのよ!


嫌に決まっているわ!サラだってそんなの嫌でしょう?」


「私は特に何も思いませんけど。いづれ、私のために一番いい人を


親が選んでくれるでしょう。親が選んでくれるなら


それが一番だと思いますけど。」


「だって見知らぬ人よ!会った事もないのにサラはそれでもいいの?」


「別にかまいません。人は見合い結婚が当たり前なのです。


姫様がおかしいのでは?


会った事もない相手と結婚するのは常識でしょう」








そんなこと知ってるわよ。


でもなんで疑問に思わないの。


私が嫌だと思うことがおかしいだなんてそれこそ不思議なのに。






「姫様、また使用人の立ち聞きをなさっていましたね。」


「あっ!」


「あっ!じゃありません。人が知らないのを利用して他人の事を聞く


姫君なんてどこを探してもどこにもいませんよ。


まして使用人の立ち話を盗み聞きするだなんて」


「だって仕方がないじゃない。皆に聞いても敬語だし


本当のことなんていわない。私が話しかけると私が聞きたい答えなんて


言わないじゃない!私は本心を聞いているのよ!


なのにかしこい人間の答えしか聞かせてくれないんだもの。


もっと本当のことを聞きたいわ。」


「そんなことを私達使用人が許されるわけないじゃありませんか?


姫様は高貴な身分のお方。そんな尊い方と使用人では立場が違います!」


「それでも私が聞いたら気さくに言ってくれればいいのに~」


「だからそれは無理だと何度でも話したでしょう!」


「私はみんなと一杯話したいの。仲良くしたいの。」




いつもこのことでサラと言い合いになってしまう。


サラはまじめな子だからいつもこのことは平行線をたどる。


でも私は使用人でも身分が違っても仲良くしたいんだけどなあ~




姉さまに言わせると私はまだまだ子供なんだとか。















そうして私はずっと考え続け、とてもいい案を思いついた。



それは前代未聞のこと。



私はその妙案を父であるセレウス王に持ちかけた。



そして父様は最初はいいといってくれなかったけど



承諾を貰うことになった。



サラは猛反対だったけど



私は自分の夢に向かって自ら動こうと思ったの。




それはとんでもないこと。




私はそうしてお忍びでガーラ王国へと向かっていったのよ。
















私の考えた妙案。


それは父様に花嫁修業をユリア姉さまの元で修行したいということ。


あと一年経てば私は16歳。






父様の考えはもっと早く私をどこかに嫁がせたかった。


けれど私がいいと承諾しないため婚期が遅れていたの。




私は特に花嫁修業が大嫌いでよくサボっていた。




そんな私の付いたあだ名がおてんば姫。




そう噂されていることは知っていても私はそれを直すつもりがなかった。




そんな娘の我が侭を聞いてくれた父もさすがに結婚のことでは悩んでいたらしい。




そこを付け込んで私は半年だけ猶予を貰うことにしたの。




大好きなユリア姉さまの元で花嫁修業をして半年後



父の決めた相手と結婚をするって。




もちろん私は父様が決めた相手と結婚するわけじゃない。



この半年で好きな人を見つけてその人と結婚しようと考えているわ。




ユリア姉さまにこのことを話した。




反対されると思っていたけどあまりにも私が熱心だから




協力してくれるといってくれた。




もちろん姉は私が好きになる人を見つけるのは大反対。




けれど、姉は多分私が誰かを好きになることは出来ないと踏んでいる兆しがある。




私がまだ幼いと思っているのかもしれない。















サラはすごく反対している。



この計画のとんでもない裏は私が使用人としてガーラ王国に入るということ。



だって、私が姫だと皆が知れば大騒ぎになるし私は本心を知って



人と触れ合いたいの。



私を姫だと知れば絶対に周りは猫をかぶる。



絶対に本性を出さない。



だからこそ私は使用人になるの。




ユリア姉さまは私の計画を最初は驚いたけど面白がって



協力してくれることになった。









ユリア姉さまの保障つきで私とサラはガーラ王国の使用人になる。



一体どんなことが待ち受けているのか分らないけど凄く楽しみ。









私は期待と不安を胸にガーラ王国に入って入ったのよ。












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わわ。 

レイラ姫さん、こんばんはです。

話の展開が面白い展開になってきましたね!
こういう感じ、結構好きです。
身分のことをメインに書きたいと
レイラ姫さんが言っていたのが
すごく伝わってきました。

ガーラ王国でどんなことが起こることやら…
楽しみです!

2010/10/10 20:25 | バニラ [ 編集 ]


 

バニラさんこういった感じもお好きですか?
よかった~前回は泣ける、切ない話をテーマにしたんですが今回はどたばたラブコメです。多少のシリアス面も出しますが読んで面白い作品になったらイイナと思います。妄想は膨れても何分表現力がないのが悲しい。下手糞ですが伝わってくれると嬉しいです^^

2010/10/10 20:42 | レイラ姫 [ 編集 ]


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