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2010/09/07 (Tue) 秘恋第二部 4

         秘恋~第二部~4














俺は真っ暗な暗闇の中にいた。


一体自分はどうなってしまったんだろうか?


自分の置かれた状況が分らない。


とりあえず前に進むしかないのだろう。


俺はそのまま前に向かって進んでいく。








その時、薄っすらとずっと前の方が明るいことに気がついた。


そうしてそちらの方からかすかに俺を呼ぶ声がする。








その声に惹かれながら自分は前に進んでいく。










信也・・・・・・・信也・・・・・・・・・











俺を呼ぶその節ない声の叫びに俺の心は激しく揺さぶられる。













その声の主に俺は会わなくてはいけないんだ!













急いで俺は、その明るいところに向かって駆け抜けていく。






そして、いつの間にやらその明るい場所にたどり着き


あまりの明るさに俺はまた気を失ってしまった。
















薄っすらと目が開いた。





ここは一体どこなんだろうか?





自分の状況が分らない。






少し手が動く・・・・・・だが指先一つしか動けない。






声を出そうとしても全然声が出ない。






その時







「信也!ねえ~信也!私が分かる?有理よ!」






誰かの声がした。








そちらを見ると俺の姉が心配そうな表情で俺を見ていた。









姉さん・・・・・・











声を出そうとしてもゴホゴホとむせ込むだけで凄く苦しかった。




俺の口には何か機械が入っていて話そうとしても声が出ない。








それから医師やナースがすぐに現れて俺に問いかけてくる。








俺は一体どうなってしまったんだろうか?










未だに自分の状況が分からずにいたが






姉や両親の姿を見て俺はホッとしたのだった。

















俺の意識が戻り1週間が経った。






機械が外れるようになってやっと俺は声を出すことが出来た。








両親や姉に囲まれてやっと安心することが出来た。






だが、未だに自分の状況が分らずに思わず







「ずっと不思議だったんだけどどうして俺はこの病院にいるんだ?」









自分の置かれた状況が分らずやっとたずねることが出来たんだ。











ところが、その言葉を言い出した途端周りに緊張感が走った。











俺は何かへんな事を言ってしまったんだろうか?








医師やナースが俺の部屋から違う場所に連れて行き何度も検査をさせられた。









そして、やっと自分が飛行機事故に巻き込まれて入院していることを


自覚したんだ。












そうだった。


俺は仕事でアメリカに出張中飛行機に乗って帰る予定だったんだ。


その時飛行機が揺れ動いて大パニックになっていたが


事故で墜落したのか。






よく俺は助かったものだ。







でも助かった命。









俺は生き延びなければならない。











両親と姉と一緒に話をしてやっと俺は生き返ったことを実感していた。



そうして両親はいったん帰っていった。




姉だけは心配だからと俺についているときかない。








部屋は二人きりになった。










俺は姉と二人きり。




本当は辛かったんだ。












俺は以前姉を愛していた。





ずっとずっと愛していて彼女の後ばかりついて回っていた。





だが、彼女に何度も逃げられ、






俺は姉を姉だと思い込むようになっていたんだ。






そんな彼女と二人きりだから居ずらくて仕方がなかった。







だが、姉も俺を心配してくれているのは分っていたから


そのまま姉に頼ることにしたんだ。








だが・・・・俺は違和感を抱いていた。









いつも姉は俺と二人でいるとき不安そうな表情をして


辛かったんだが今は何だか違うような気がしていたから。


何かを俺に訴えかけるように俺を見つめる姉。






一体どうしたんだろうか?







一緒にいるといつもおびえた表情をしていたのに


今では何か違う、俺に訴えかける目をしている。







でもそれが一体何なのか俺にはわからない。







姉に聞けばいいのにそれを聞くことさえ出来ず


俺はあえて何もなかった不利をすることしか出来なかったんだ。







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そのようなことが。 

あえて何もしらない振りをしていたのですね。
レイラ姫さん、こんにちはです。
主人公にとってすごく辛いことだったのに、
信也君はもうお姉さんのことをお姉さんじゃないって
そのときには気が付いていたわけなんですね。
なるほど・・・
このあたりの微妙な心の動き、
これからの展開が楽しみです!

2010/09/08 11:54 | バニラ [ 編集 ]


 

信也と有理は結婚する直前で幸せの絶頂だったんです。ところが、飛行機事故で信也が有理と想いが通じ合った記憶がすっぽり抜け落ちてしまったわけです。ずっと姉に懸想していたけど姉に振られたところまでしか記憶がない。
だから有理と幸せに暮らした記憶がないから話に矛盾が発生してしまうんです。
二人はドンドンすれ違っていきます。
中々更新できませんが待っていてくださいね^^

2010/09/10 19:40 | レイラ姫 [ 編集 ]


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初めまして!レイラ姫です☆
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